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独学で曲が完成しない理由|DTM初心者がつまずきやすいポイントとは?

  • 執筆者の写真: 森谷 貴晴
    森谷 貴晴
  • 4月6日
  • 読了時間: 7分

更新日:4月23日

こんにちは!作詞作曲編曲のオンラインレッスンを提供している、Next Lead Music Schoolの森谷です。


本日は、独学で曲がなかなか完成しない方に向けた内容です。実際に生徒さんの中にも当てはまる方がいらっしゃるので、心当たりのある方はこの機会に一度見直してみてください。


DTMを始めた方や、作曲に挑戦している方の中で下記のようなお悩みがありませんか?


  • 途中までは作れるけど最後まで仕上がらない

  • なんとなく物足りなく感じてしまう

  • 毎回途中で手が止まってしまう

  • 何が悪いのか自分でもよく分からない


実際、曲が完成しないという悩みは珍しいことではありません。むしろ、独学で音楽制作を進めている方の多くが一度は通るポイントだと思います。


そこで今回は、独学で曲が完成しにくい理由について、できるだけ分かりやすく整理してみます。


▼音楽制作の工程

Vocal Recording

まず最初にお伝えしたいのは、「曲が完成しない=才能がない」というわけではない、ということです。


音楽制作は、メロディやコード、リズム作り、音色選び、ミックスといったように、いくつもの工程が重なっています。


つまり、曲が完成しない理由は1つではなく、途中のどこかで迷いやすいポイントがあるということです。

特に独学の場合は、誰かに方向性を確認しながら進めることが難しいため、自分では順調に作っているつもりでも、どこかで手が止まりやすくなります。


▼独学で曲が完成しない主な理由

Student
  1. ゴールが曖昧なまま作り始めてしまう

意外と多いのが、「何となく作り始めたけれど、どこに向かえばよいのか分からなくなる」というケースです。例えば

  • どんな雰囲気の曲にしたいのか

  • そもそも歌ものなのかインストなのか

  • 使用する楽器やサウンド


こうした方向性が曖昧なままだと、途中で判断が難しくなります。曲作りは自由度が高いぶん、最初にある程度の目標を決めておかないと、迷いが増えやすくなります。


音楽クリエイターの中で、「考える時間が長い」とおっしゃる方も多く、テーマやお題に合う参考曲を探したり、完成のイメージを構築するのに時間がかかっていると感じます。


また、参考曲をしっかり聴き込むことも大切です。普段何気なく聴いている曲でも、構成や演出、音の重なり方を意識して聴くと、新たな発見につながることがあります。


  1. 1コーラスやループは作れても、全体の構成で止まる

PC and MIDI Keyboard

DTM初心者の方によくあるのが、「最初の数小節は作れるけれど、その先が続かない」という悩みです。これは決して珍しいことではありません。


むしろ、最初のアイデアを作ることと、1曲として成立させることは別の力が必要です。

例えば、AメロからBメロ、サビ、間奏、展開、エンディングといった流れを意識する必要がありますが、独学だとこの“全体設計”を学ぶ機会が少ないことがあります。


その結果、良いフレーズはできても、曲全体にまとまらず、途中で止まってしまいます。


最近はドラムやベースのフレーズは打ち込まずにMIDIループ素材から引用されている方を見かけます。勉強段階では素材に頼りすぎず、自分でフレーズを組み立てる経験も大切です。


  1. 音色選びやアレンジで迷いすぎてしまう

Soft Synth

DTMでは使える音色やプラグインが多いため、選択肢が多すぎること自体が壁になることがあります。


たとえば、この音でいいのかな?もっと良いシンセがあるかもしれない!ドラムの音を変えた方がいいかも?と考えているうちに、曲作りそのものが進まなくなってしまうことがあります。


もちろん音色選びは大切ですが、最初の段階では「まず最後まで形にする」ことの方が重要な場合も多いです。

音を探し続けて終わってしまうより、今ある素材で一度完成まで持っていく方が、次につながりやすくなります。ブラッシュアップは後からでもできます。まずは自分なりの図面や構図になる枠組みを作りましょう。


  1. 作曲、アレンジ、ミックスの役割が頭の中で混ざっている

Piano

独学だと、今やっている作業が作曲なのか?アレンジ(編曲)なのか?ミックスなのか?自分でも曖昧になりやすいことがあります。


例えば、本来は曲の構成を考える段階なのに、ずっと細かい音作りばかり気にしてしまったり、まだアレンジが固まっていないのにミックスで悩み始めてしまったりすることがあります。


こうなると、作業の優先順位が分からなくなり、全体が止まりやすくなります。

曲が完成しないときは、自分が今どの段階にいるのかを整理するだけでも、かなり進めやすくなることがあります。


まずは曲の核となる部分を固めてから、編曲やビートメイキングを進めた方が整理しやすい場合もあります。

大切なのは実際に打ち込まなくてもイメージ出来ているか?という点です。


  1. 完成の基準が高すぎる

Singer

これも非常に多いです。最初からプロのような完成度を目指しすぎると、途中でまだ公開できるレベルではないもっと良くしないとダメだと感じてしまい、結果として完成まで行かなくなることがあります。


もちろん、クオリティを高めたい気持ちは大切です。ただ、最初のうちは「完璧な1曲」を目指すより、「まず1曲完成させる」ことの方が大きな意味を持ちます。

完成させる経験そのものが、次の曲の精度を上げる土台になります。


人間の耳は意外と適当です。実際には、“パッと聴いた印象の良さ”を作るために、作曲や編曲以外の視点も必要になることがあります。


▼実は「作曲力」だけが原因ではありません

Composer

曲が完成しないと、「自分は作曲のセンスがないのかもしれない」と思ってしまう方もいます。

しかし実際には、構成の知識、アレンジの考え方、作業の進め方、DAWの操作理解、音の整理の仕方など、さまざまな要素が関係しています。


つまり、曲が完成しない原因は、単純にメロディが作れないからとは限りません。人によっては、作曲はできるけれどアレンジで止まっている、アレンジはできるけれどミックス前に混乱している、そもそもDAW操作で時間がかかっているということもあります。


自分では「全部ダメだ」と感じていても、実際には1つか2つのポイントを整理するだけで、一気に進みやすくなることもあります。


▼曲を完成させるために大切なこと

Recording

では、どうすれば曲を完成に近づけやすくなるのでしょうか。

もちろん方法は人それぞれですが、まず意識しやすいポイントは下記のようなものです。


  • 最初に曲の方向性をざっくり決める

  • 短くてもよいので最後まで形にする

  • 今は作曲なのか、アレンジなのか、ミックスなのかを整理する

  • 音色選びに時間をかけすぎない

  • 最初から完璧を目指しすぎない


独学では、自分の中だけで悩みが大きくなりやすいです。だからこそ、「どこで止まっているのか」を言語化することが大切です。


▼一人で難しい場合は、レッスンも選択肢です

Radio

独学には、自分のペースで学べる良さがあります。その一方で、今の課題が作曲なのか、アレンジなのか、DAW操作なのか、ミックスなのかを自分一人で判断しにくいこともあります。


Next Lead Music Schoolのオンラインレッスンでは、こうした悩みに合わせて、マンツーマンで課題を整理しながらレッスンを進めることが可能です。

作曲の場合は音楽理論コース、アレンジの場合はDTMコース、ミックスの場合はPRO MIXコースといったように、お悩み別にコースを分けています。


独学で進めていて、途中までは作れるけれど完成しない方、何を優先して直せばよいのか分からない方、自分に足りないポイントを知りたい方にとっては、方向性を確認するきっかけにもなると思います。


尚、生徒同士による楽曲制作コラボオフィス&店舗BGM企画ビートde朗読FMラジオで楽曲披露といった企画も用意しているので、レッスン以外でも腕を磨く場をたくさん用意しています!是非ご参加ください!


▼まとめ

独学で曲が完成しない理由は、決して1つではありません。

ゴール設定構成アレンジ音色選び作業の順番完成基準など、さまざまなポイントが重なって、途中で止まりやすくなります。


そして多くの場合、「才能がない」からではなく、つまずきやすい場所が整理できていないだけです。


もし今、なかなか曲が完成しないと感じている場合は、自分がどの工程で止まりやすいのか何に時間を使いすぎているのかを一度整理してみるのがおすすめです。少し視点が変わるだけでも、曲作りは前に進みやすくなります。


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