ボイトレとは?歌が上手くなるために必要な発声・練習方法を解説
- Next Lead Music School

- 5 日前
- 読了時間: 14分

歌を練習していると、次のような悩みを感じることがあります。
高い声が出ない
音程が安定しない
声がすぐに疲れる
歌に抑揚がつかない
録音すると自分の歌が思っていた声と違う
カラオケでは歌えるのに、録音すると下手に聞こえる
自分に合った練習方法が分からない
このような悩みを改善するために役立つのがボイトレです。
ボイトレと聞くと、発声練習や腹式呼吸だけをイメージする方も多いかもしれません。
もちろん発声や呼吸は大切です。
しかし、歌が上手くなるためには、声の出し方だけでなく、音程、リズム、表現力、そして自分の歌を客観的に確認する力も必要です。
特に最近は、DTMやスマートフォン、オーディオインターフェースを使って、自宅でも自分の歌を録音しやすくなりました。
自分の声を録音して聴くことで、歌っている最中には気づけない課題を見つけやすくなります。
この記事では、ボイトレとは何か、歌が上手くなるために必要な発声や練習方法、そしてDTMで録音しながら練習するメリットについて、初心者向けに解説します。
1. ボイトレとは?

ボイトレとは、ボイストレーニングの略です。
歌に必要な声の出し方、呼吸、音程、リズム、表現力などを高めるためのトレーニングを指します。
ボイトレは、単に大きな声を出すための練習ではありません。
自分の声を無理なく出せるようにすること
音程を安定させること
歌詞を聴き手に伝えやすくすること
曲に合った表現ができるようになること
長く歌っても疲れにくい発声を身につけること
このような目的があります。
歌は、楽器と違って自分の体そのものを使います。
そのため、喉だけで無理に声を出そうとすると、声が疲れたり、高音が苦しくなったり、音程が不安定になったりします。
ボイトレでは、体の使い方、呼吸、声の響かせ方などを整えながら、歌いやすい状態を作っていきます。
2. ボイトレをすると歌は上手くなる?

ボイトレをすると、歌は上達しやすくなります。
ただし、ボイトレをすればすぐに劇的に歌が変わる、というよりも、自分の声の使い方を少しずつ理解していくイメージです。
ボイトレによって、次のような変化が期待できます。
声が出しやすくなる
高音が出しやすくなる
音程が安定しやすくなる
声量をコントロールしやすくなる
喉が疲れにくくなる
リズムに乗って歌いやすくなる
歌詞の表現が伝わりやすくなる
録音したときの歌の違和感に気づきやすくなる
特に大切なのは、「自分の声を理解すること」です。
自分では気持ちよく歌えているつもりでも、録音して聴いてみると、音程が少し低い、リズムが前のめりになっている、言葉が聞き取りにくい、ということがあります。
これは珍しいことではありません。
歌っているときに自分が感じている声と、実際に録音された声には違いがあります。
そのため、歌を上達させるには、発声練習だけでなく、録音して確認することもとても重要です。
3. ボイトレで身につけたい基本

ボイトレでは、さまざまな練習を行います。
初心者の方は、最初から難しいテクニックに進むよりも、まず基本を整えることが大切です。
▼姿勢
歌うときの姿勢は、声の出しやすさに影響します。
体が丸まっていたり、首や肩に力が入っていたりすると、呼吸が浅くなり、声も出しにくくなります。
レッスンをご案内していると、必要以上に緊張していたり力んでいる方が多い傾向にあります。歌うときは、体を固めるのではなく、自然に立つことが大切です。
背筋を伸ばす
肩の力を抜く
首を前に出しすぎない
胸を張りすぎない
足で自然に体を支える
良い姿勢とは、無理にきれいな形を作ることではありません。
呼吸しやすく、声が出しやすい状態を作ることです。
▼呼吸
歌では、息の使い方がとても重要です。
息が足りないと、フレーズの最後で声が不安定になったり、高音で力んだりしやすくなります。
ボイトレでは、呼吸を安定させる練習を行います。
息を吸いすぎて体が固まってしまう
息を吐く量をコントロールできない
フレーズの途中で息が足りなくなる
声を出す前に喉へ力が入る
このような状態を少しずつ整えていきます。
歌に必要な呼吸は、ただたくさん息を吸うことではありません。
必要な量の息を吸い、歌に合わせてコントロールすることが大切です。
▼発声
発声とは、声を出すための基本です。
歌では、地声、裏声、ミックスボイス、息を多めに含んだ声、力強い声など、さまざまな声を使います。
初心者の方は、まず無理なく声を出せる状態を作ることが大切です。
喉だけで押し出していないか
高音で力みすぎていないか
低音で声がこもっていないか
声がかすれていないか
長く歌うと疲れすぎていないか
発声が安定すると、歌の自由度が上がります。
声を出すことに必死にならず、音程や表現にも意識を向けやすくなります。
▼音程
歌が上手く聞こえるためには、音程の安定が重要です。
音程が不安定になる原因は、単に耳が悪いからとは限りません。
発声が不安定
息が足りない
音の高さを正確にイメージできていない
伴奏をよく聴けていない
自分の声を客観的に確認できていない
このような原因で音程がズレることもあります。
音程を改善するには、ピアノやDAWの音源に合わせて歌ったり、録音して確認したりする練習が効果的です。
▼リズム
歌では、音程だけでなくリズムも大切です。
音程が合っていても、リズムがズレていると歌が不安定に聞こえます。
特にポップス、ロック、R&B、HipHop、アニソンなどでは、リズムの取り方によって歌の印象が大きく変わります。
伴奏より走ってしまう
歌い出しが遅れる
言葉のリズムが不自然になる
休符を待てずに歌ってしまう
サビでテンポが前のめりになる
このような癖は、自分では気づきにくいことがあります。というより、細かいズレに気づいてない方が多いかもしれません。
DTMで録音して波形を見ると、歌のタイミングが伴奏と合っているか確認しやすくなります。
こういった経験をすると、日頃皆さんがお聞きの音楽は、リズムがしっかり合っている曲が多いと体感できます。
▼表現力
歌は、音程とリズムが合っていれば完成というわけではありません。
歌詞の内容や曲の雰囲気に合わせて、声の強弱、語尾、息の量、フレーズの流れを調整することも大切です。
表現力には、次のような要素があります。
声の強弱
言葉のニュアンス
フレーズの入り方
語尾の処理
ビブラート
息の混ぜ方
サビへの盛り上げ方
静かな部分の歌い方
表現力を高めるには、ただ感情を込めるだけではなく、どこで強く歌うのか、どこで抑えるのかを整理することも大切です。
4. 独学のボイトレでつまずきやすいポイント

ボイトレは独学でも始められます。
動画や記事を参考にしながら、自宅で練習することもできます。
ただし、独学ではつまずきやすいポイントもあります。
▼正しい発声か判断しにくい
独学では、自分の発声が合っているのか判断しにくいことがあります。
特に、高音を出そうとして喉に力が入っている場合、自分では頑張って歌っているつもりでも、聴いている側には苦しそうに聞こえることがあります。
喉が痛くなる
高音で声が細くなる
声が裏返る
長く歌うと疲れる
大きな声を出すと力んでしまう
このような場合は、発声方法を見直す必要があります。
▼録音すると下手に聞こえて落ち込む
歌の練習で多いのが、録音した自分の声を聴いて落ち込むことです。
自分の声が思っていたより違う
音程がズレて聞こえる
声がこもっている
リズムが合っていない
歌が平坦に聞こえる
これは多くの方が経験します。
ただし、録音して違和感に気づけることは、上達の大きな一歩です。
録音は、自分の歌を責めるためのものではありません。
今の課題を見つけるための確認方法です。
▼練習しているのに上達しているか分からない
独学では、練習の方向が合っているのか分からなくなることがあります。
毎日歌っているのに変化が分からない
同じ曲ばかり歌ってしまう
高音だけを練習してしまう
苦手な部分を避けてしまう
何を直せばいいか分からない
このような状態になると、練習のモチベーションも下がりやすくなります。
そのため、録音を残して過去の歌と比較したり、講師に聴いてもらったりすることが大切です。
5. DTMで録音しながらボイトレするメリット

Next Lead Music Schoolでは、歌の練習にDTMでの録音を取り入れることもおすすめしています。
一般的なボーカルスクールでは、DTMを活用した録音を実施していないところが多いかもしれません。
DTMの操作ができない講師が多いからだと思いますが、コンデンサーマイクやオーディオインターフェースといった機材環境で録音することは、歌がうまくなるためのきっかけになります。
DTMというと作曲や編曲のイメージが強いかもしれません。しかし、ボーカルの練習にもDTMはとても役立ちます。
▼自分の声を客観的に確認できる
歌っている最中は、音程やリズムを正確に判断するのが難しいことがあります。
しかし、録音して聴くことで、自分の歌を客観的に確認できます。
音程が合っているか
リズムがズレていないか
声がこもっていないか
歌詞が聞き取りやすいか
サビがしっかり盛り上がっているか
表現が単調になっていないか
録音を聴くと、歌っているときには気づかなかった課題が見えてきます。
▼音程やリズムのズレを確認しやすい
DAWを使うと、録音した歌の波形を確認できます。
また、ピアノロールやガイドメロディーを使えば、音程の確認もしやすくなります。
歌い出しが遅れている
語尾が早く切れている
サビでリズムが走っている
ロングトーンの音程が下がっている
フレーズの最後が不安定になっている
このような部分を、耳だけでなく画面でも確認できます。
感覚だけで練習するよりも、改善点を見つけやすくなります。
現代では録音したデータの音程やリズムを修正できるので、修正前と修正後の違いを理解するのが大切です。
▼歌ってみたやオリジナル曲にもつながる
DTMで録音する練習は、歌ってみたやオリジナル曲の制作にもつながります。
自分の歌を録音できるようになる
ハモリを重ねられるようになる
簡単なボーカル編集を理解できる
MIX前の録音状態を整えられる
自分の曲に仮歌を入れられる
作品として公開する準備がしやすくなる
歌が上手くなるだけでなく、自分の歌を作品として形にしやすくなる点も大きなメリットです。ボイトレとDTMを組み合わせることで、練習と制作がつながります。
6. 初心者におすすめのボイトレ練習方法
ここからは、初心者の方が取り入れやすい練習方法を紹介します。
無理に長時間行う必要はありません。短い時間でも、録音しながら継続することが大切です。
あわせてNext Lead Music Schoolのボーカルコースの動画もご用意しました。
こちらもぜひ参考にしてみてください!
▼リップロール
リップロールは、唇を震わせながら音を出す練習です。
発声前のウォーミングアップとして使われることが多いです。
唇や喉の力みを抜きやすい
息の流れを確認しやすい
高音前の準備になる
声を出す前に体をほぐしやすい
うまくできない場合は、無理に長く続ける必要はありません。
まずは短い時間で、力まずに行うことが大切です。
▼ロングトーン
ロングトーンは、ひとつの音を長く伸ばす練習です。
声を安定させるために役立ちます。
音程が揺れていないか
息が最後まで続いているか
声が途中で細くなっていないか
喉に力が入りすぎていないか
録音して聴くと、声がどのように揺れているか確認しやすくなります。
▼音階練習
音階練習は、ピアノやDAWの音に合わせて声を出す練習です。
音程を安定させたい方におすすめです。
低い音から高い音へ上がる
高い音から低い音へ下がる
同じ母音で歌う
短いフレーズを繰り返す
自分の出しやすい音域から始め、無理に高音を出そうとしないことが大切です。
▼課題曲を録音する
基礎練習だけでなく、実際の曲を録音することも大切です。
好きな曲を1コーラス録音する
Aメロだけ録音する
サビだけ録音する
前回の録音と聴き比べる
講師に聴いてもらう
録音すると、上達の変化が分かりやすくなります。
また、ただ歌うだけではなく、改善点を見つけながら練習できるようになります。
7. 歌が上手くなるために大切な考え方

歌が上手くなるためには、練習量も大切ですが、練習の見直し方も重要です。
▼自分の声を嫌いにならない
録音した自分の声を聴くと、最初は違和感があるかもしれません。
しかし、それは上達のために必要な過程です。
自分の声が変に聞こえる
思ったより音程がズレている
声が幼く聞こえる
表現が弱く聞こえる
リズムが不安定に聞こえる
このように感じても、落ち込む必要はありません。
課題が見えたということは、改善できる場所が分かったということです。
▼できない原因を分けて考える
歌がうまくいかないときは、「自分は歌が下手」とまとめて考えない方が良いです。
音程の問題なのか
リズムの問題なのか
発声の問題なのか
呼吸の問題なのか
表現の問題なのか
録音環境の問題なのか
原因を分けて考えることで、練習内容が具体的になります。
▼歌と録音をセットで考える
これから歌を上達させたい方は、歌う練習と録音する練習をセットで考えるのがおすすめです。
歌う
録音する
聴き返す
課題を見つける
もう一度歌う
前回と比較する
この流れを作ることで、感覚だけに頼らず、自分の変化を確認しながら練習できます。
8. ボイトレは独学とレッスンのどちらが良い?

ボイトレは独学でも始められます。
ただし、正しい発声や自分の課題を判断するのが難しい場合は、レッスンを受けることで上達しやすくなります。
▼独学に向いていること
基礎的な発声練習を試す
好きな曲を歌う
録音して自分の声を確認する
歌詞を読み込む
リズム練習をする
▼レッスンで学びやすいこと
自分の声に合った発声方法
高音の出し方
音程やリズムの細かい修正
曲に合った表現
録音した歌への具体的なアドバイス
歌ってみたやオリジナル曲に向けた歌い方
独学とレッスンは、どちらか一方だけを選ぶものではありません。自宅で練習し、レッスンで確認する。録音して、講師と一緒に改善点を見つける。
このように組み合わせることで、より実践的に上達しやすくなります。
9. Next Lead Music Schoolのボーカルレッスン

Next Lead Music Schoolのボーカルコースでは、歌い方、発声、表現力をマンツーマンで学べます。また、オンラインレッスンのため、自宅から受講できます。
歌が上手くなりたい
高音を出せるようになりたい
音程を安定させたい
自分の声に合った歌い方を知りたい
録音した歌を聴いてアドバイスがほしい
歌ってみたに挑戦したい
オリジナル曲のボーカルを録音したい
DTMで自分の声を録音して練習したい
このような方に向けて、目標に合わせたレッスンを行います。
歌は、ただ声を出すだけでなく、自分の声を知り、曲に合わせて表現していくことが大切です。
DTMで録音しながら練習することで、自分の歌を客観的に確認し、作品作りにもつなげやすくなります。
歌ってみたやオリジナル曲制作に興味がある方は、ボーカルとDTMを組み合わせて学ぶことも可能です。
10. 歌や録音のお悩みはNext Lead Music Schoolにお任せ!

ボイトレとは、歌に必要な発声、呼吸、音程、リズム、表現力を高めるためのトレーニングです。歌が上手くなるためには、声を出す練習だけでなく、自分の歌を客観的に確認することも大切です。
特にDTMで録音しながら練習すると、音程やリズム、声の響き、表現の課題に気づきやすくなります。歌っているときの感覚と、録音された歌の聞こえ方には違いがあります。
その違いを知ることが、上達への大きな一歩です。
高音を出せるようになりたい
音程を安定させたい
歌に表現力をつけたい
録音しても違和感の少ない歌にしたい
歌ってみたやオリジナル曲に挑戦したい
自分の声をもっと活かしたい
このような方は、発声練習だけでなく、録音しながら自分の歌を確認する習慣をつけてみましょう。
また、姉妹校のHoney Music Schoolの生徒様と一緒に、生徒同士による楽曲制作コラボにも挑戦中です!
歌をただ練習するだけでなく、自分の声を録音して聴き、改善し、作品につなげたい方は、ぜひNext Lead Music Schoolのレッスンをご活用ください。




