top of page
  • 執筆者の写真森谷

Spectrum Analyzerの使い方

更新日:2021年12月4日


すっかり夏ですね。制作やら現場やらが続いて少しバタバタしてました。

本日はアプリの紹介をしようと思います。

本日ご紹介するのは、スマホなどのアプリでAnalyzer(アナライザー)というのがあります。

各社色々な物が出回っておりますが、こちらのSpectrum Analyzerというアプリが1番優秀かと思われます。

無料版があるので、App StroreやGoogle Playなどからインストールしてみてください!

アナライザーというのは、感知した音の周波数帯を、波形として視覚的に確認できる優れものです。

音楽スクールなので、ボーカルの生徒さん向けに書いてみましょう。

ライブやリハーサルスタジオなど、マイク越しに声を張るとき。

とある周波数帯が多く含まれる箇所は、"ハウリング"とまではいきませんが、少し耳障りな音が出てしまったりする事があります。

こういうとき、ライブなどではPAさんが処理してくれますが、リハーサルスタジオでは自分でやる事が多くなると思います。もちろんライブハウスなどのPAさんによっては無理に処理しない場合もありますし、自分で自分の声を理解しておくと、便利かと思われます。

使い方は

1.スピーカーにスマホの電話口を近づけ、音を感知させる。

2.自分の口にスマホの電話口を近づけ、音を感知させる。

この2点くらいで、普段使うのは2.の直接声を調べる場合だと思います。

歌声、話声の反応を見て、明らかに波形が振り切ってる箇所が

その声(音)の多く含んでいる周波数帯です。

”耳障りな感じ”がする場合、基本的にそちら近辺をEQ(イコライザー)などでカットするとスッキリする箇所かと思います。

あとは裏技ですが、上下の歯を閉じ、舌を歯につけながら「スゥゥゥー」と息を吐くと

倍音成分を調べる事ができます。ミキサーを通った音で「なんか高音域が気になる」といった場合、アナライザーで調べて、カットしてあげれば、ストレスなく歌えると思います。

使い方としてはこんな感じです!

1.のミキサーを通った音などを感知させる場合はライブなどかと思いますが、基本的にPAさんに任せれば大丈夫かと思います。しかし、自分の声を知るという事もボーカリストには大切

な事なので、是非アナライザーを使って、自分の声を理解しましょう!

2回目の投稿の割にはディープな内容で、さらっと書いてしまいましたが、こういった事も今後やっていこうかなと思います。


bottom of page