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  • 執筆者の写真森谷

現代的な不登校とは?【夢中になれる事の重要性】

更新日:2022年1月13日



みなさんこんにちは。Next Lead Music Schoolの森谷です。

本日は表題の通り、「現代的な不登校」と「習い事や夢中になれる事」についてお話ししたいと思います。


連日、保護者の方から相談を受ける事も増えたので、同じ境遇の方にも何か届けば良いなと思い本記事を作成しました。




1.現代的な不登校


自宅で受講できる音楽スクールを運営していると、様々な境遇の生徒さんと出会う事が多いです。

プロになりたい!生活を豊かにしたい!曲を作ってインターネットにアップロードしたい!

本当に目標が異なります。


最近は中高生の方に受講頂く事も増え、保護者の方から進路相談を受ける機会も増えました。同時に今の学生の雰囲気や殺伐とした現状にも直面しております。


地域差はあるようですが、高校生の約3割が不登校予備軍という話を耳にしました。

よく考えてみると、我々の時代に比べて通信制の高校に通っている学生が増えた印象です。

自由なスタイルの認知度や支持が高まったとも言えるでしょう。


「不登校」というと「引きこもり」のイメージを持つ方もいると思いますが、学校に行けないだけで、友達との交流に問題がある訳ではない子も多いです。

ですが、頭を抱えてしまう保護者がいるのも事実です。





2.SNSコミュニティー


まず頭に入れておかないといけないのは、子供達には現実世界と別に「SNS」というコミュニティーが存在します。これが今までの不登校児のコミュニティーと大きく異なります。


SNSは現実世界とも紐づいていますが、良くも悪くも本人の2面性が見えると私は考えています。

例を挙げますと、学生の生徒さんに良い点を直接褒めるより、SNSで褒めた方が喜ぶのです。皆さんの想像以上に、SNSでの社会的価値に敏感です。


親には少し理解し難いかもしれませんが、逆説的にはSNSで自信をつけた事を現実世界でアウトプットする方法はアリだと感じます。


歌なのか?楽器演奏なのか?音楽制作なのか?

我々はレクチャーするだけでは無く、その後のアウトプットにフォーカスを当ててレッスンを意識しています。

そういった点も考えながら夢中になれる事に出会えると嬉しいです。


勉強があまり得意ではなかったら、好きな事を伸ばすのも素晴らしい事だと私は思います。

もちろん難関大学に合格するのも素晴らしいですし、率直に応援したいなと思います。


SNSはネガティブな力に変わる可能性もありますが、日々の充実感を上げていけば心強いツールになるでしょう。




3.親や大人の応援



子供のSNSをチェックするのは難しいと思いますので、日頃夢中になっている事を肯定する所から始めたいですね。ゲームや遊びでも良いです。


私の身内にもゲームで世界的な記録を叩き出したにも関わらず、親には全否定されている子がいます。普段は閉鎖的ですが、不思議な事に私と食事に行くと輝いた目で話を聞いてくれるのです。


本人はゲームだけやって何も考えてないように感じるかもしれませんが、本人なりに思う事や考えている事があるのだと私は察しました。


親には言わないような事もあると思いますし、子供は周りの大人の影響によって未来が変わると感じました。


私のようなクリエイティブ系の事業を営んでいる大人と接する事も少ないと思いますが、社会的に見ても、そのような場を作っていく事は重要だと感じます。我々としても課題だと考えています。



4.まとめ


日々の充実感が高ければ、親の考えるネガティブな方向には向かわないと私は考えます。

こんな生きにくい時代だからこそ、今一度フォーカスを当ててみてはいかがでしょうか?


当スクールは音楽関係のレッスンのみですが、何か気になった事や相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。

私が出来る事は周りの大人と違った仕事をしていて、自身と同じ視点で物事を見れるお兄ちゃんだと自負しています。


「将来、私が困ってたら助けてね!笑」なんてジョークを交えながらお話出来ればと思います。


森谷










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